文章を連ねたくなったときだけに投稿していたこのブログも50投稿目だ 明らかに少ないけれど、そんな中であたしの文章を好きだと言って読んでくれているみんなには感謝しかない
そんな小さな記念のブログで彼のことを書くのはなんだか嬉しい
このブログには初登場だ
彼が高校生の時に出会った
1つ下で、受験の終わった彼と仲良くなった
帰り道に周りにバレないようにこっそり2人で待ち合わせて帰った思い出が蘇る
あなたに合わせて電車に乗ったから、結構交通費飛んだんだよ笑
でも、もう一緒に帰ることはない
ちょっとしたことで距離が離れてから、信じられないほど深かった関係がなかったかのようになってしまった
深入りしすぎたのだろう 怖くてさよならが言えなかった
伝えたかった言葉を伝えたら全てが終わってしまう気がして怖くて、なにも言えずに時が経っていく
この前は就活用のスーツを着ていた
高校生だったあなたがもうそんな歳になったかと、あたしと1つしか変わらないあなたを見て思った
もう今さら、なにを言うにも遅い
友達に戻りたいと思って出会ってからのことを振り返る
気づいたことは友達の期間なんて1秒もなかったということ
お互い一目惚れだったから、ずっと好きな人であり大切な人だった だから戻ろうとしたところで友達だったことがないからなれないに決まっている
そんなあなたが、数年ぶりにあたしの居場所に3日間いた
悔しいほど相変わらずかっこよくて、さよならを言わなかったせいで恋愛感情の好きがまだ残っていた
会話どころか目すら合わせなかったけど、毎日あなたを見ていた
いやでもあたしにとっては特別な人だから、どんなにたくさん人がいようと簡単に見つけてしまう
「大丈夫だよ俺がいるだろ?」と友達の少ないあたしに言ってくれたあなたはもう違う世界線を生きているのだろうか
「チャレンジするけど、この組織を辞めたらまた一緒に来ような」と言うあなたの言葉を、あなた自身はもうとっくに忘れてしまっただろうか
さよならさえ言えば、まだ話せただろうか 目を合わせていただろうか
愛に昇華できずに恋のままの状態は、ただ苦しいだけで地獄だった
また一緒に帰ろうよ 早めに終わったならご飯でも行こうよ
それすらできなくなるだなんて思いもしなかったけど、あたしはあの時好きになったことを絶対に後悔なんてしない 数年経った今でも思い出せるくらい幸せな時間だった
あの頃の夢しか語れないあたしたちはなんだか輝いていたね