表題は、高校生の時にふと打ち込んだツイートを気に入り、長らくTwitterのプロフィールの文章にしていたものだ
前投稿「ねがいり」でも、自分にとってセックスは1番の自傷だったと、あくまでも過去形ながら同情を買うような文章を書いた
自分を傷つけるのが自傷だ
決してその行為は他者を傷つけるものであってはならない
あたしが自傷と呼ばれる全てを断ち切れるほど好きになったあなたを、過去のあたしは自傷のはずが知らぬ間に傷つけていた
電話をしたい気持ちも、繋がっていたい気持ちも、隠し通したい気持ちも、電話を自分から切れない性格も、そしてそれでもどうでもいい男と寝て一生消えない傷を刻むことをやめられなかったことも。過去であろうと自分の都合はわからなくもない
ただ、人生で1番大切な人を傷つけたそれは自傷ではなく罪だ
一緒消えない傷は、自傷ではなく他者を傷つけた それも自分の大切にしたいと思った人であり、自分を大切にしてくれた人を
確かに過去の自分に傷つけられたという点では思い傷だが、誰かを傷つけた事実が変わらない
だから、さようなら。
今まであたしの自傷行為に手を差し伸べてくれた、たくさんの身体だけの関係の男たち。
あたしにはお前らとの思い出に浸る時間はもうなくて、好きな人との未来を描いて生きていく
19のあたしが未来の自分に頼んだ「セックスは好きな人だけとして」
叶うだなんて思いもしなかった過去のあたしの無様な祈りは、不器用な願いとなり現実となる
その頃のあたしは喜ぶだろうか
あなたは今、幸せよ