あたしとお前といつかのあたし

精神科のロビーで二度見される女

退屈な日々に退屈を

生きてる意味がわからない

決して死にたいという意味ではない

退屈な毎日をただ消化して時間の経過をどこか客観的に見つめて過ごす日々は精神が侵食される

さらに言えば、そんな日々に突如現れる刺激的な1日があったとき、人は壊れてしまうのだ

幸いと言える気分ではないが、不幸中の幸いで壊れずに済んだあたしは、只今、壊れかけている

 

気持ちの悪い文章を読みたくなった

読んでみたら気持ちが悪くなった

 

別に涙が出るわけじゃないし、自分を傷つけるわけでもない

ただ存在「させられて」いて、自らの意思で此処にいるという感覚が消えてしまった

 

薬物に溺れて、乱れ切った生活リズムをまわしている

特効薬があることくらいわかっていて、即効性がある代わりにリスクも高いアレだ

まだその切り札を出す時ではないだろう

 

起きる理由がないから寝る理由すらなくて、青に染まる気分にもならない

孤児がお菓子を与えられたかのように、大事そうに安定剤を口に放ることくらいしか、今のあたしにはできない