あたしとお前といつかのあたし

精神科のロビーで二度見される女

ムダなコトをかんがえる

人生楽しそうだよねとか、なんの悩みもなさそうだよねとか、そんな台詞で傷つく時代はとっくに過ぎた

底辺ヤク中相手にメンタル抉ろうと足掻く姿の方が、あたしの笑えない人生ゲームよりずっと滑稽なんだもん

 

さて 彼氏がいると自分の恋愛観を言語化する機会が度々訪れる

知人に彼氏の話をするたびに、理想が低すぎると言われるが、その中でずいぶんと興味深い話があった

理想が低くコロコロと男を変えるあたしのような女と、理想が高過ぎてスペックが高くとも彼女ができない友人の男、どちらが幸せかという話だ

幸せの定義にもよると言って仕舞えばそれまでだが、考えを深める余地があると感じた

 

正直自分自身、恋人に求める理想はあまりない

容姿や性格、経済力に性癖など、世の中には相手を測る指標が複数あるが、あたしが圧倒的に大切にしているのは価値観だ

特に食事に関しては、好き嫌いが似ていたほうが一緒に生活する上で楽なことが多いだろう

加えてあたしの抱える家庭環境や精神疾患の事情を、受け入れてくれればとても幸せだと思う

現在の彼は事実、これらの条件を満たしているし、あまりないと言ったものの他人を受け入れるというなかなかハードルの高い願いを出しておいて、理想が低いとは言い難い

 

ただ、理想が高すぎて恋愛関係を築けないことで結婚ができないと悩む友人がいるのも同じ世界線にある現実だと考えるとおもしろい

 

こうやって結論のない議論を脳内で繰り広げることで、今日もまた時間を無駄にしている

もう少し自分のためになるような時間の使い方ができればいいのにね

眠くて目を閉じてしまいそうになりながら今日は期限の迫ったタスクと向き合うことにしようか

エナジードリンクコンサータがあれば簡単に乗り切れることだろう