珍しく今日は表題を先に打ち込んだ
読者の方々には本当にどうでもいい話だが、あたしはいつも本文を書いてからなんとなく浮かんだ言葉を表題にしている
この表題の意味は、知っている人だけが知っていればいいし、個人的な気持ちを言えば知らずにいてくれていい
どうでもいい話をしたついでにもう1つ付け加えておくと、もし貴方がこのブログの読者なら感づいているかもしれないが、あたしは句点を好まない
終わりを意味するものはどうしても苦手だ
まぁだからなんだって話だ
成人を迎えた女なら1度くらい、結婚したいほど好きになった男の苗字を自分の名前に当て嵌めた事があるのではないだろうか
あたしの場合、初恋の相手の家族と名前が1文字違いで、違和感がないようである、みたいな不思議な感情を覚えたのが初めてのそれだった
もう10年近く会っていないし、無様な恋愛を下手に覚えてしまった現在のあたしには、あれが初恋だったのかすらわからなくなってしまった
そういえば、苗字に憧れて恋人を探していた時期もあった だいぶ昔の話だけれど
時間は残酷な程に過ぎ行くものである
約束とは相互的なものであり、決して一方的なものではない
口約束から書面での契約まで、他者との約束は必ず守るべきものであり、守られない場合は其れ相応の措置が取られる
「約束は破るためにある」だなんていう人もいるが、そんなことをもし本気で言う人がいるならば、貴方には自ら距離を置くことを勧めておく
でも、人生で守られてきた約束の数と守られなかった約束の数を考えると、正直わからない
それくらい人を裏切ってきた
裏切りは意識的なものもあれば、無自覚なものもあるから、あたしが罪の意識を持ち続けている人たち以外にも、無数に裏切っては傷つけてきたのだろう
そして、裏切られてきた
悲しいことに加害より被害を記憶してしまうのが人間の性である
なんというか、「約束が成立しなかった」なんてものじゃない
恐ろしいもので人間関係というものは簡単に切れてしまう 的を射た喩えが浮かばないことが最もな例である
もう要らないと言い聞かせても、ふとした時に思い出してしまう記憶がひたすらに哀しい
知らないところで関係が途切れるならば、ある日ふと思い出すくらいに留まるけれど、ほんの一瞬気を抜いた時に目の前でその事象を見せつけられることがある
それは裏切りを超えてトラウマになる
つい先日もそんなことがあった気がするけれど、そこにあたしと約束を交わした貴方は居なかった
ただ貴方を信じ続けてきたあたしの過去を、きちんと貴方の手で壊す様を見せてくれた
言って仕舞えばそれだけだ
空は孰れ晴れるし、雨だって何時か止む
でも空が晴れていたことも、雨が降ったことも、消えることはない過去になるのよ
内輪の話を外に出すのは好まないけれど、この投稿はあたしが裏切った貴女と、あたしを裏切った貴方に向けて。
一度は失いかけた笑顔が目の前に見えたように思えたのは気のせいかな