あたしとお前といつかのあたし

精神科のロビーで二度見される女

妄言

憂鬱だ

只管に時が流れていく様を見つめているだけで、その世界にあたしは存在しない

 

春風も何も、外に出ていないからただ暖房の効いた部屋で布団にくるまっている

泣いてみたり寝てみたり、あたしは忙しい女だ

 

ふと苦しくなることがある

必死で作った笑顔を振り撒いて、明るく振る舞うあたしが精神病をカミングアウトすると稀に「誤解じゃない?」と笑われる

何か楽しいことがあったのでしょうか それは何よりで。

確かに精神病なんて後天性のもので、それにだからといって特別扱いしてほしいわけじゃない

ただ、考え方が人と違うことがあったり、行動が一般人と伴わないことがあったりすることに対して、決してそれが我儘なわけではないことをわかって欲しくなっただけだった

こんな人生を誰かにわかってもらおうとしたあたしが馬鹿だった、それ以外の何物でもない

 

だからこのブログだって、不恰好なあたしの人生が誰かの応援歌になればいいと思って書く日もあれば、ただ自分の感覚や感情を垂れ流すだけの日もある

これはあくまで思い返してみれば、の話であって、書いている時は特になにを考えているわけでもない

 

近況といえば、精神安定剤から離れている

必要不可欠なものをあえて摂取しないことによって、なんとなく死に近づいている気がして嬉しく思ったりもするんだ

かといって身体に離脱症状が出てくるとつい手を伸ばしてしまうから、離れているというのは言い過ぎだったかもしれない

 

お気づきの方もいるかと思うが、最近のブログには安定感がない

内容の話ではなく、構成の話だ

これを書きたい、Twitterじゃ文字数が足りないからブログにまとめよう、と書いていた以前と比べて今はただ書き殴っているキャンバスだ

 

空が鳴っている

雷は怖いけれど、昔とはなんだか理由が違う

死と同様、仕組みを知った上で受け入れて怖がるようになったからだろうか

 

上手に生きられないし、もうこんな身体も精神もいらないんだよ